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『DOA5』その後&小説『2』感想ちょこっと

台風、大丈夫でした?
砂糖水です。


PS3ゲーム『DEAD OR ALIVE5』(コーエーテクモ)を
継続プレイ中。
条件をクリアするともらえる「称号」というのが
500以上あって、取得した称号は自己紹介代わりに
2つまで付けることができるんだけど、
組み合わせによっては結構面白い言葉になったりして
楽しいです。

「自称最強/平社員」

とか

「ラスボス/手加減希望」

とか

「兄さん…/無職」
「戦いたくはない…だけど/無職」
「どこでも寝られる/無職」

とか。
僕は今のところ

「くノ一/見えてますよ」

にしてます^^
羞恥プレイっぽくてイイ感じです。


おおむね楽しいゲームですが、
随所に見られるおちゃらけた演出・キャラの頭悪そうな言動・
やる気が削がれるミッションの数々はNG。
称号を集めるのに理不尽な取得条件もあってうんざり。
特に寒いギャグに走りがちなストーリーモードは最低。
夏は暑かったし作ってるスタッフも涼みたかったのかなーと
思うくらい、寒い。
悪ノリしすぎ。
そして終盤、今まで普通にプレイヤーキャラだった
某キャラが何の前触れもなく中ボスとして立ちふさがる。
いつ中ボスに転職したんだよー伏線くらい張れよー。
さらにラスボスの手抜き感は異常。
○○と完全に一致ってどうことだよ?

ヘリの後部座席に乗ってるあやねはかわいかったです。


 ☆ ☆ ☆


相方から、野崎まどの小説『2』(メディアワークス文庫)
を借りました。
相方はあまりの文章のヒドさに1/3ほどまで読むのが
限界だったそうで、怖いもの見たさで僕も読み始めて
みました。

プロの小説家の文章についてあれこれ言うのは
失礼だとは思いますが・・・

う、うん、何と言いますか、これは、はい、
ヒドい、かも知れないです。


お話は主人公の一人称で進んでいくんですが、
この主人公の言葉に無駄が多すぎるように
思えるんですよ。
読者が知りたい情報と主人公が提供したい情報が
一致していない印象。
そんな情報は読者にとって全然有益じゃないのに、
延々ダラダラとウンチクを語ったりして。

しかも主人公が提供する情報に間違いがある場合が多々あり、
直後にウジウジ言い訳したりする。
これがまた気持ち悪い!
何が気持ち悪いって、「読者に対して」言い訳してるのが
気持ち悪い。
一人称視点のお話の場合、読者は語り手(この場合は主人公)の
主観を頼りにして読み進めていくしかない。
それなのに、ことあるごとに
「あ、今のは間違いでした。ゴメンね☆」
なんて言われたらムカッときますよ。


例えば・・・ちょっと雰囲気をマネして
書いてみます。

さりげない日常の風景として、
ご飯を食べるシーンがあったとします。
すると、こんな風に描写されるわけです。
(実際本編にこういう状況・文章が
 あるわけではありません)

   ↓

・・・

 僕は電気ジャーの蓋を開け、
 炊き立てのご飯を茶碗に盛った。
 うん、色艶ともに完璧だ。
 今日も上手く炊けたな。
 もっとも、炊くのは電気ジャーの役目であって、
 水の分量と押すボタンさえ間違えなければ
 誰にだって完璧に炊けるわけだが。
 そこまで考えて、つい先月母が
 思い切り失敗していたことを思い出した。
 誰にでもというのは言いすぎたようだ。
 テーブルに着き、箸で二十五粒ほどの塊を持ち上げると、
 僕は頬張る前にそれをしげしげと眺めてみた。
 何の個性もなく、ただひしめき合ってるだけのご飯粒達。
 上のほうにある粒は誇らしげにツンと立ち、
 下のほうにある粒は上からの重みにじっと耐えている。
 ……僕は今、どの辺りにいるんだろう。
 そんな疑問が浮かんだが、よく考えたらたった一口で
 誰かの胃の中に消えてしまうご飯に自分の姿を重ねるのは
 ひどく無様だということは一目瞭然だったので、
 その疑問は保留にすることにしてとりあえずご飯を頬張った。
 ゆっくりと噛みしめる。
 味も完璧だ。
 ……僕の手柄ではないけど。


・・・

   ↑

こんな感じでしょうか。
(失礼ながら、意図的にヘタな文章を心がけました)
自分で書いておきながら、
「さっさと食え!」
と言いたくなる。
電気ジャーの性能とか母の失敗とか保留にしちゃう疑問とか
寒いオチとか、実はどーでもいい。
こういう、いわゆる「肉付け」の部分が、
「ご飯を食べる」という本筋の描写において
一切役に立ってないんです。
物事に奥行きを与えるのではなく、ただ寄り道しているだけ。

こんな主人公が冒頭でハイレベルな劇団の審査に受かって
入団するんだけど、全然納得できない。
そんなスゴイ人物には見えない。
最初はガチガチに緊張してたくせに
急に自信満々
「受かるのはこの僕だ」
みたいなこと言い出して
直後にあっさり自信喪失する。
その後もいちいち影が薄いだのなんだの、
とても劇団員には見えない描写が延々続く。
芯がブレ過ぎてて頼りない、というかやっぱり気持ち悪い。
こんなオドオドモヤモヤしたヤツが、審査で何を披露したら
受かっちゃうわけ?


ページをめくるたびにため息が出るおかげで
まだ1/3も読めてません。


・・・ええと。
色々文句を言いましたが、
僕は小説家デビューどころかまともな小説すら
書き上げたことがない人間ですので、
こんな偉そうなことを言える立場じゃないのかも
知れないけど、
えと、
だから、
その・・・

こ、こ、これでも一応同人活動やってるぞ!!
しかもエロだぞ!!
人知れずこっそりエロい話とか
書いちゃったりしてるんだぞ!!
どどどどうだスゴイだろーっ!!
(オドオドモヤモヤ)

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