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欠けているからこそ

砂糖水です。


二晩に悲しい夢と楽しい夢を連続で見たので、
その翌日のテンションの持っていき方が分からなくて困りました。
(>Д<)っ → (^▽^)♪ → ???


ちょっと駄目な作品ってありますよね。
決して駄作ではないんだけど、一歩及ばず低評価されるというタイプの。
いわゆる広義の「B級」。

私、なぜかそういうものが好きなのです。
好き、というと語弊があるな。
えと。

 出来のいい作品に比べて、印象に残りやすい
  ↓
 いつまでも気になる
  ↓
 なんとなく手元に置いておきたくなる

という心理が働いてしまうのです。

例えば、
PS2に『デビルメイクライ』シリーズ(カプコン)という
ゲームがあります。
シリーズ全体の評価はとても高く、巷では良質のアクションゲームとして
認知されています。
ところが、第2作『デビルメイクライ2』だけは
明らかに出来が悪い!
スタイリッシュなアクションが売りなのに、キャラの動きが遅いために
「モッサリッシュ」なんて言われたりして。
で、
私もこの『2』は実際にプレイして、
確かにめちゃくちゃつまらなかったのですが。

その分、印象が強いんですよね。
「何で『2』だけあんなに出来が悪いんだろうな」という意味で、
印象に残るわけです。

ほかにも、私が大好きな映画に『エイリアン』シリーズ(20世紀FOX)が
ありまして、SFホラーとして有名なシリーズなんですけど、
第3作『エイリアン3』の評判が非常に悪い!
アクション超大作だった前作から一気にスケールダウンしてるし、
前作でせっかく生き残った仲間は冒頭でいきなり死んでるし、
登場人物が全員ハゲだし、
主人公死ぬし。
そりゃもう踏んだり蹴ったりな内容で。

でも、印象に残るんです。
内容がダメダメな分、セットの美術やら照明やら特撮やら、
そういうところがすごく印象に残る。

同じく、『エイリアン』シリーズから派生した
『エイリアンvsプレデター』シリーズ(20世紀FOX)の
第2作『AVP2:エイリアンズvsプレデター』という映画も、
一般的に見たら呆れるほどのダメ映画。
画面が暗すぎてどっちがエイリアンでどっちがプレデターなのか
分からない、
登場人物全員がストーリーに一切関わってこない、
エイリアンが弱い、
プレデターも弱い、
おまけに安っぽい。

でも、やっぱり印象に残ってしまう。
「あ~スタッフ頑張ってるね~必死で誤魔化そうとしてるね~」
って感じで、ついつい温かい目で見てしまう。

そんな感じで、ダメな作品であるにも関わらず、
嫌いになるどころかむしろ愛着さえ覚えてしまうのです。
「不完全な魅力」というものが、こういう作品にはあるんですよね。

ただ、作る側がそれを言い訳にしちゃダメですが。
「味があっていいでしょ」なんてことは絶対言っちゃダメですね。


ちなみに私は『エイリアン』マニアですので、
前述の『エイリアン3』も『AVP2』も素直に大好きです。
「もうちょっと何とかしようよ~」とは思うけど。

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